【ふふ奈良】客室露天風呂が最高！4人家族で泊まれるホテルレビュー【ふふラグジュアリープレミアムスイート】

全客室のテラスに露天風呂がついているふふ奈良は、2020年に開業したばかりの新しいホテルです。

新国立競技場のデザインを手がけた世界的建築家・隈研吾氏が設計したことでも注目を集めています。

2023年1月の平日に父の退職祝いとして、家族4人で1泊2日宿泊しました。

ふふ奈良の中で最も高級なお部屋ふふラグジュアリープレミアムスイートに泊まり、客室露天風呂はもちろん、日本庭園、奈良ならではの食材が楽しめるレストランで美食を堪能した宿泊レビューをご紹介します。

ふふ奈良

ふふ奈良は、奈良の代表的な観光地である奈良公園から徒歩10分の位置にあります。

全客室30室に、天然温泉の露天風呂が完備されていることが特徴です。

最寄り駅は、近鉄「奈良駅」よりタクシー約5分。JR「奈良駅」よりタクシー約10分。

駅からの道中は坂道も多く距離もあるので、車移動が安心です。

宿泊者は駐車料金が無料となります。

エントランス

ふふ奈良のエントランス。

高級感のある和の門構えでした。

本館入り口の壁面に飾られていたふふ奈良のロゴ。

※夜に撮影したものです

ロビー

フロントを進むと、中庭の見える開放的なロビーになります。

蝋梅の生花

1月に咲く黄色い花、梅の花に似た香りを持つ蝋梅（ろうばい）の生花が出迎えてくれました。

夜はライトアップによってロビー全体がムーディな雰囲気に。

チェックイン

個室のソファ席でチェックインを行いました。

※写真はチェックインを行なった個室とは異なります

ウェルカムティー

ウェルカムティーのホットのハイビスカス茶。

長い旅路で疲れていたので、より美味しく感じました。

中庭

ロビーからは中庭が見えました。

季節は1月でしたが、緑があると癒されます。

冬の清々しいお天気とマッチしていました。

廊下

中庭を囲むようにある外廊下。

夕暮れ時の外廊下。

ライトアップされた夜の外廊下。

どの時間帯も風情があり良かったです。

客室（ふふラグジュアリープレミアムスイート）

客室は、2階角部屋のふふラグジュアリープレミアムスイート201号室。

天然温泉の露天風呂と内湯が完備しており、庭園を間近に感じられる天上の高いお部屋となっていました。

121平方メートルの広々とした空間で、2〜4人まで宿泊できます。

ふふ奈良で4人宿泊できる客室は、こちらのふふラグジュアリープレミアムスイートのみとなります。

エントランス

ふふラグジュアリープレミアムスイート201号室のエントランス。

2階の角部屋のお部屋でした。

お部屋の入り口は昼間でも薄暗く、足元に灯りがありました。

リビング・ソファ

客室に入り廊下を進むと、リビング・ソファがありました。

最大4人宿泊可能な客室ですが、全員が横になれそうなほど広々としたソファです。

一人掛けの座り心地の良い椅子もありました。

テラス・ガーデンベンチ

リビングの向こうは、テラス・ガーデンベンチと露天風呂。

露天風呂のすだれを下ろすと、室内から露天風呂は全く見えなくなりました。

ダイニング

リビング・ソファの横にはダイニングが広がります。

椅子は座面が低く、リラックスして座れました。お年寄りの方も座りやすい仕様です。

ダイニングの窓側にはミニバーが併設されていました。

ふふ奈良オリジナル鹿最中、ソフトドリンク、ビール、ドリップコーヒー、お茶は全て無料です。

北山村のじゃばらまるというオレンジジュースが美味しかったです。

追加分は別途費用が発生します。

無料とは思えないほどのバリエーションとボリュームで、家族4人でも十分過ぎる内容でした。

ベッド

ベッドはシモンズのダブルサイズが2台。

就寝時には、ダイニングテーブルを撤去いただき、そのスペースにベッドをさらに2台出していただきました。

洗面所（床暖房）

高級感のあるタイル床。

見た目はひんやりとしたイメージですが、床暖房が完備されているので、とても暖かかったです。

両親は高齢ということもあり、ヒートショック対策にもなって安心でした。

アメニティは、薬湯、歯ブラシセット、オーガニックシャンプー＆コンディショナー、ボディウォッシュ＆ボディジェル、ハンド＆フェイスウォッシュ、化粧水、乳液、クレンジング、髭剃り、ヘアブラシ、雪駄、スリッパがありました。

内湯

内湯では、薬湯も楽しむことができます。

ポータブルテレビを持ち込んで、ゆったり過ごせました。

露天風呂

ふふラグジュアリースイートの露天風呂です。

石造りで広々としたお風呂で、枕がついていたのでリラックスして過ごせました。

露天風呂からは庭も一望できます。

1月は寒過ぎたためすぐ室内に入りましたが、過ごしやすい季節はテラスのガーデンベンチで湯冷しも良いですね。

ふふ奈良には貸切露天風呂もあり検討しましたが、客室露天風呂だけで大満足でした。

【予約必須】貸切風呂あり

ふふ奈良には薬湯貸切風呂が2つあり、1組1回あたり60分5,000円(税込)で利用できます。

予約制となっており、当日予約も可能です。

当日問い合わせたところ、2回分空きがありました。

営業時間

日本庭園

瑜伽山（ゆうがやま）園地

ふふ奈良のロビーと客室がある棟を出て、竹藪を進むと、歴史的文化財を復元した日本庭園「瑜伽山（ゆうがやま）園地（旧山口氏南都別邸庭園）」に入ります。

ふ〜っと深呼吸。マイナスイオンを取り込みました。

和モダンな雰囲気が漂う日本庭園です。

庭園の向こうに見えるのは、夕食と朝食をいただく日本料理 滴翠（てきすい）です。

瑜伽山（ゆうがやま）園地は、昭和2年に国指定文化財「名勝奈良公園」に追加指定されたそうです。

茶室

茶室がありましたが、有料事前予約制とのことで外から拝見しました。

ふふ奈良から竹藪を通ってこちらの瑜伽山（ゆうがやま）園地に来ましたが、園地側にも入り口があり、誰でも無料で入園できるようになっていました。

日本料理 滴翠（てきすい）の夕食

夕食は離れのレストラン、日本料理 滴翠（てきすい）で懐石料理をいただきました。

オリジナルメニューの飛鳥鍋や、和牛和漢香味焼き、無農薬飛鳥産ひのひかりの炊き込みご飯などの美食を堪能し、父の退職を祝うプレートまで出していただき、幸せな時間を過ごせました。

日本料理 滴翠（てきすい）の朝食

朝食も夕食と同じく日本料理 滴翠（てきすい）でいただきました。

日本庭園を眺めながら、お膳に奈良のお野菜たっぷりの和朝食が最高でした。

奈良公園

ふふ奈良は奈良公園に近い？

ふふ奈良から奈良公園は、徒歩7分、車で1分の距離でとても近いです。

奈良公園内には、春日大社、興福寺、東大寺、国立博物館、正倉院など名所が集中しているので、観光におすすめです。

こんな可愛い鹿さんに間近で会えるので、ぜひ足を運んでみてください！

ふふ奈良から奈良公園までは車移動がおすすめ

春や秋は散歩にもなって気持ち良さそうですが、極寒の1月は車移動がおすすめです。

坂が多く風も強いので歩くのは途方もなく感じられます…

車内から見た、ふふ奈良→奈良公園の風景。

奈良公園の駐車場は東大寺門前市場（夢風ひろば）がおすすめ

奈良公園付近のコインパーキングは、観光地価格でお値段が高いです。

東大寺門前市場（夢風ひろば）というお土産屋は、2,000円以上の購入で駐車料金が2時間無料になります。

お土産をお買い求めの方は、東大寺門前市場（夢風ひろば）への駐車利用がおすすめです。

ふふ奈良の基本情報

ふふ奈良の基本情報は下記の通りです。

予算

35,000円〜 / 1人

宿泊可能人数

1室 1〜4名
※12歳以下のお子様は一律1,650円(税込)の施設利用料が掛かります

客室数

露天風呂付き客室 30室

チェックイン・チェックアウト

チェックイン：15:00〜22:00
チェックアウト：〜11:00

主なアメニティ

支払い方法

カード可（VISA / MASTER / JCB / AMEX / DINERS / 銀聯）

アクセス

最寄り駅

駐車場

宿泊者無料

国内ホテルの格安予約サイト『一休.com』

家族4人でゆったり時を過ごせるラグジュアリー温泉ホテル

奈良公園付近初のスモールラグジュアリーホテル、ふふ奈良。

新国立競技場のデザインを手がけた世界的建築家・隈研吾氏が設計したことでも有名です。

ふふ系列はふふ奈良が初めての宿泊だったので、どんなホテルなんだろう？と思っていましたが、ラグジュアリーホテルと温泉好きな私にとって、歴史が香る奈良を感じるデザインと全客室露天風呂という点はとても魅力的に感じられました。

今回宿泊したふふラグジュアリープレミアムスイートは、ふふ奈良で唯一4人宿泊が可能なので、4人家族におすすめです。

木の温もりが感じられる客室内は照度の低い照明が配置されており、天井の高いとても落ち着ける空間で、リラックスしながら昔話に花が咲きました。

1月の奈良は極寒でしたが、床暖房付きの洗面脱衣所は高齢の両親も安心して利用できました。

父の退職を祝った離れのレストラン、日本料理 滴翠（てきすい）での和食懐石料理は思い出深く、朝食も健康的な奈良の地産食材に元気をもらいました。

ふふ奈良は、両親との宿泊に一押ししたいホテルです。

次回は、ふふ日光、ふふ軽井沢、ふふ箱根、ふふ熱海、ふふ富士河口湖、ふふ京都のどれかにお邪魔したいと思います。